人間国宝の生歌
今日はとあるクライアントのご厚意で、坂東玉三郎さんのコンサートにお招き頂く運びとなった。歌舞伎には縁のない私でも、さすがによく聞くビッグネームにまず恐れをなしてしまったが、何より貴重なのは、その玉三郎さんの生歌が、それも招待席で聞けるコンサートなんてめったにないもんだから、普通のポップソングやジャズなんか歌ってるときってどんな声なんだろう、と興味津々に出かけた。 平日の昼下がりの日生劇場で、勤め人とみられるスーツ姿の招待客もちらほらいるが、それよりもたおやかなお着物を召した、いかにも、有閑









