結構なお点前でした。
昨日は、ブライダルフェアへ出かける前に、お茶会に参加というもう一つイベントがあった。
長いこと住んでいてちっとも認識していなかったが、隣のお宅がなんと、茶道の先生のお家で、毎週決まった曜日に着物姿の生徒さんがぞろぞろと通ってくるような立派なお教室をお持ちだった。
引っ越してきて、まだ会社勤めしていた当時は最初のご挨拶に伺ったきりで、あとは海外出張の嵐、たまに日本にいれば朝早く出て、深夜に帰宅という生活だったから、ほとんど顔を合わせることもなく2、3年間過ぎていった。
それが、娘が生まれ、外遊びに付き合うようになってから、お話をたくさんするようになり、このたび、ご近所のちびっこたちにもぜひ体験を、とうれしい誘いを頂いたのだ。
こうしてまさに子供が繋いでくれたご縁が、最近どんどん増えている。
ただ、略式とはいえ、3歳になったばかりの暴れん坊が、畳の茶室に正座だなんて、無理無理!
顔だけ出して5分以内に退散するつもりだった。
最初は確かに、何が始まるんだろう?とキョロキョロそわそわしてはいたが・・・
あっ、ちなみに真ん中あたりに陣取っているのがうちの子です。
年上のお姉ちゃんたちを差し置いて、遠近法などものともせず、ビッグサイズで存在感をアピール!
ピンクのワンピがはちきれんばかり。
でもいざセレモニーがスタートとなると、意外にもお行儀よく座ったまま、真剣なまなざしで先生の動きを見つめていた。
振る舞われたお茶も、じーっと中までのぞき込んだり、興味津々。
そして、「どうぞー」の合図で、お茶碗を両手で持ち上げ、大事そうに抱えながら、一口ごっくん。
ご近所、というかすぐ隣のお宅でこんな貴重な経験ができるなんて!
ほんとに、ほんとに。結構なお点前でした。
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