シンガポールで再会！
今から十数年前、確かまだ社会人なり立てで、フリーランスをしながらふらふらしていた頃に、日本船主協会というところからお仕事の依頼を受けたことがある。
今だったら責任を考えるととてもお引き受けできませんが、怖いもの知らずだったんですね～世界中の船舶関係者が集まるような大規模な国際会議で、なんと大胆にも英・中の同時通訳をやってしまいました。
そのご縁で、当時クライアントだった方と度々連絡を取り合い、近況報告などさせて頂いてきましたが、三年前から偶然シンガポールの拠点に赴任されていたことを思い出し、今回は急きょ、滞在中にお会いすることになりました！
オフィスはMRTのタンジョン・パガー駅に隣接していて、東京でいう、大手町のようなエリアでしょうか。そびえ立つ高層ビル群に各国の一流企業のリージョナルＨＱが名を連ねている。
世界中を飛び回っていらっしゃるお仕事柄、今回もロンドンや香港へのご出張の、ちょうど合間を縫って貴重なお時間を割いてくださったのです！
赴任されて４年目ということですが、お嬢さんやお孫さんたちも一緒に住まれているシンガポールの印象について伺うと、非常にポジティブな答えが返ってきた。
人種、宗教問わず様々なバックグラウンドの人たちが同居しているが、うまく調和のとれた秩序ある国。特に子供の教育には、至って自然に英語と中国語が身に着けられる点も大きな魅力であると。ビジネスや文化でいえば、まさに東西が融合するいいとこ取りで、サービスの面においても一定のクオーリティを享受できる、とても住みやすい場所だよ、但し、キャッシュフローが続けばね、と最後はさりげなく付け加えておられた（笑）
そういえば、あらゆる公共機関で多言語の標識が目に付き、
電車の駅名ももちろんこんな風に、英・中・アラビア語併記が当たり前。
（→後日、ブログを読んだもう一方シンガポール在住の伊藤さんから、コメントを頂きましたが、アラビア語ではなく、インドの言語（ヒンドゥ語）？の文字だったとか。）
車内にドリアン持ち込み禁止！とは、さすがに東南アジアならではのルールだけど（笑）
何年か前までは確か非常に規制の厳しかった広告も、ご覧のとおり、地下鉄のエスカレーター横にまで所狭しとはりめぐらされている。
余談だが、私が昔担当していた台湾政府観光局もここでキャンペーン中らしい。
日本でも大人気のビクトリアシークレットが主要駅の地下に店舗を構えていたり：
リニューアルオープンというすし店の前にはえらい行列ができていたり：
来週にはF1もいよいよ開かれる予定だとか（私たちとは入れ違いに・・・残念！）
とにかく街全体が異様に活気づいているのだ。
なるほどね～香港と競ってアジアのハブたらんばかりの勢いにはうなづけそうだ。
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