それでも恋するバルセロナ
きのう映画の話を書いていたら、たまたまきょう、ペネロペクルスが結婚というニュースが飛び込んできた。
恋多き女もついに年貢の納め時が来たか!と思ってみると、お相手は同じくスペイン出身のハビエル・バルデムとわかってなるほどと思った。
実は去年の春先に飛行機の中で見た、この二人が共演している映画『それでも恋するバルセロナ(Vicky Cristina Barcelona)』が非常に印象に残っているからだ。
ハビエル演じる女にだらしない画家の、エキセントリックな元妻という役どころを、30台半ばにさしかかったペネロペは、ラテン系の女性特有の貫禄も出てきて、むしろ脇役だったが、スカーレットヨハンセンという強烈な主演女優を差し置いて、少女のような傷つきやすさと自身も芸術家としての誇り高さ、そして女としての果てしない情念とを見事に同居させて、豪快に演じきったのだった。
その頃にもう付き合っていたのか。今思えば、二人の息がぴったりだったのもうなづけますが。
それにしても不思議な映画だったな。「男と女」というとてもとても深いテーマを、ウッディアレンらしく軽い軽いタッチでさらっと描いていて、全編に流れる、アンニュイな曲とエキゾチックなスペインの片田舎の風景がマッチし、芳醇だが決して肩肘が張っていない、まるで良質なワインのようだった。
あ~、久しぶりにいい映画見たい!
恋多き女もついに年貢の納め時が来たか!と思ってみると、お相手は同じくスペイン出身のハビエル・バルデムとわかってなるほどと思った。
実は去年の春先に飛行機の中で見た、この二人が共演している映画『それでも恋するバルセロナ(Vicky Cristina Barcelona)』が非常に印象に残っているからだ。
ハビエル演じる女にだらしない画家の、エキセントリックな元妻という役どころを、30台半ばにさしかかったペネロペは、ラテン系の女性特有の貫禄も出てきて、むしろ脇役だったが、スカーレットヨハンセンという強烈な主演女優を差し置いて、少女のような傷つきやすさと自身も芸術家としての誇り高さ、そして女としての果てしない情念とを見事に同居させて、豪快に演じきったのだった。
その頃にもう付き合っていたのか。今思えば、二人の息がぴったりだったのもうなづけますが。
それにしても不思議な映画だったな。「男と女」というとてもとても深いテーマを、ウッディアレンらしく軽い軽いタッチでさらっと描いていて、全編に流れる、アンニュイな曲とエキゾチックなスペインの片田舎の風景がマッチし、芳醇だが決して肩肘が張っていない、まるで良質なワインのようだった。
あ~、久しぶりにいい映画見たい!
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