那須から一時脱出!
昨夜遅くについたのは、仙台随一の温泉街、秋保温泉、その中でも最も古いとされる「千年伝承の宿 佐勘」。
温泉に決して詳しくない私が、ひなびた地方の旅館を勝手にイメージしていたら(ごめんなさい!)とんでもない、実に173室もある近代的な作りの立派なホテル施設だった。
着くや否や始まったご恒例、最高級のおもてなし。
この船盛も、料理が足りないとお叱りを受けた前日の教訓を生かし、気を利かせてコースのほかに追加したものだが、営業努力の甲斐があって、運ばれてきた途端に撮影会が始まるほどテンションの上がったご一行様。
専属のカメラマン以外に、各自スマホやデジカメ二台も三台も持ち歩いて、撮りまくった写真を見せ合い、「山口組の集会みたい」と自分たちで大うけでした。
果てしなく盛り上がった翌朝の食事は、まず胃に優しいものでも・・・
とそうはいかないのが高級旅館。朝食からなんだか仰々しい雰囲気。
パーティ会場さながらの、充実しすぎたラインナップにタジタジ。
なぜか朝からビールサーバーが稼働している!ってか注いでるし!
さすがに今度はゆっくり温泉に浸かって、「老板」たちも一休みかなと思いきや・・・
そこはハングリー精神が違うみなさん、どこまでもアグレッシブに、攻めあるのみ、と言わんばかりに、早々にチェックアウトして市内の観光へと繰り出した。
お恥ずかしいことに、ただでさえ国内出張に縁遠い私、仙台なんて初めて。
移動の車中で、またもや絶好の攻撃対象になってしまった。
仙台市の歴史はどれぐらい?なんで佐勘は千年っていえるの?仙台の名所は?伊達政宗について語ってくれ!
矢継ぎ早に飛んでくる無茶な質問に焦りながら、助け舟を出してもらうべく、すべて地元の運転士さんにスルーしていると、なんだそんなことも知らないのか!慶應はいったい何を教えてるんだ!と大学までいじられた。
いや、お言葉ですが、ふつう知ってる!?
よっぽど仙台に生まれ育って、温泉を愛してやまない歴女じゃない限り、無理でしょ!?
なんとかやり過ごして、牛タンを食べさせ、仙台市博物館の魯迅像を見せ、
「佐勘」さん系列の「松庵」も見学し、
午後は日本三景・松島観光の後、
引き続き日本縦断の旅、那須へと向かう。
が、ここでいったんブレイク!
疲れを癒しに(?)、マイスイートホームに帰らせてもらおうと思う。
那須に送り届けてから、一人ひっそり離団し、夜中の新幹線で東京へ家路を急ぐのでした!トラックバック/过期搜索(0)
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