涙が止まりませんでした。
ここ二三日、どうしてもうまくいかないことがあって、実はかなりへこんでいた。
ええ、ありますよ~こんな単細胞でも、2、3年に一回ぐらいは、どうしようもなく、へこむことが。
土曜の夜にようやく例の同通の仕事を終えて、ただでさえぐったりしていた。
たまっている家事を片付けようにも、今週末にもう一つ深夜に及ぶ現場が控えているから、ほんとは、休む間もなく次の準備に取り掛からなくては。
それじゃなくても、見積もり作業やら請求・支払の処理やら、年明けから新たにスタートするコンサル案件の下調べやら・・・人には任せられないことが、わんさかある。
しかし、それより何より、帰宅の遅い仕事で家を空ける間、やんちゃ盛りの二歳児のピックアップや面倒見はどうするのか、毎度ながら悩みの種だ。
不規則なワーキングスタイルだからこそ、メリット・デメリットの両面が顕著に出てしまう。
親切にしてくださるママ友たちの好意に甘えすぎてもいけないし、かと言って、こちらの都合のいいように、必要な時だけいつもすぐに飛んできてくれるシッターさんも、いない。
そりゃあ、モノを預けるのとはわけが違うから、きちんと面談をして、子供と顔合わせさせ、この人なら懐きそう、安心して預けられそう、という適任者を見つけてから、と手続きを踏むものだとは思うよ。
それも、できることなら、一人と言わずに、二人も三人も、リソースをたくさん持っておかないと、万全の体制とはいえない。
ただ、そう欲ばかり言っていられないほど、ビジネスの世界も同じ生もので、日々めまぐるしく変わるから、あれよあれよという間に、最近は新しい展開を見せてきた。
でもって、この肝心要のシッター問題が、根本的には解決していない。
気が付くと、人の手配やスケジュール調整ばかりで、本当の仕事のための時間が、思うように取れない、家事ももちろん、中途半端。
よりによってこんな時に、おなかまで痛くなって、どうにも動けない。
一番つらいのは、まだまだママにまとわりつきたい年頃の娘を、あえて突き放して保育園に送り出すこと・・・。
さすがの単細胞でも、心が折れそうになった。
自分がいったい、何してるんだろう。
ほんとに正しいことをしてるのだろうか。
仕事に打ち込むのも、ただ自分のエゴであって、別に誰の何の役にも立ってないんじゃないか。
周りはみんな迷惑していて実はやめてほしいと思ってるんじゃないだろうか・・・
考えていると、どんどん気分がふさぎ込んで、いっそのこと寝込んじゃおうかと、白旗を揚げるところだった。
そんな今朝、先日一緒に同通を務めた仲間の一人から、こんなメールが届いた。
読んでいるうちに思わず熱いものがこみあげてきた。
柄にもなく声に出して泣きたくなった。
「聡明で明るく、芯の強い女性」・・・
誰もが憧れる女性像、もちろん自分なんか程遠いけれど、そんな風に見てくれている人が、この世に一人でもいたことに、涙が止まらなくなりました。
月並みな表現しか思い浮かばないのが悔しいけど、一生懸命生きていれば、誰かが見ていてくれる。
そう思うと、急に嘘のように、力が全身にみなぎってきた!
一瞬で、なんでもできるような気になった。
さあ、めそめそしてる暇なんかないよー!!
次、次!もう一人、心当たりに電話しよっと。
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