食で巡る新旧上海
前述のとおり、今回の出張では、ホテルのチョイスもさることながら、レストランのお店選びも、いつになく慎重だった。
離乳食も後期に入ったとはいえ、「本場の中華」はさすがに0歳児には厳しいだろうということで、まずは、ゲテモノ系はすべて排除。
蛙やヘビ、すっぽんだしのキノコ鍋、火鍋、ラムのしゃぶしゃぶ、いつもなら中国に来れば必ず顔を出すレパートリーだが、今回はひたすら我慢、我慢。
消去法で絞ってったら、奇しくも、パンチには欠けるけど、無難な接待向けの正統派ばっかりになってしまった。
やっぱり赤ちゃんというのはクライアントと共通項が多い!?
「湘鄂情」
何も言わなくても赤ちゃん用のお茶碗が出てきたことには感心。
「南伶酒家」
ベビーチェアを頼んだら、こんなかわいいキャラクターものが:
これはここ数年中国で大ヒットのアニメシリーズ「喜羊羊与灰太狼」。今でもTVつければ毎日のように流れてる。
もう一つ私の好きなお店は、「上海老站」→http://www.shanghainavi.com/food/228/
文字通り昔の上海駅をイメージしたレストランで、古い修道院を改造して作られただけに、非常に趣があり、一足踏み入れると、まるで映画『花様年華』や『ラストコーション』のセットの中にいるような、20世紀初頭にタイムスリップしたような。
久しぶりに行ったらなんとメニューがiPadになっていた:
テラス席の窓から見えるのは、西太后の専用車だったという車両の本物:
よくよく聞くと、お料理に使ってる野菜の多くは、ここのお庭で栽培しているものだとか。
〆は「Jade Garden(蘇浙汇)」
ここもいつの間にか大きくリフォームして、リニュアルオープンしていた。
いずれにしても、毎度のことながら、中華は大勢で行かなきゃ損だってことを、再認識させられる羽目となったのは、言うまでもない・・・
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