マルチリンガル社長の日々
不尽千言万语

きのうはお仕事に出かけ（もちろんその間ベビーシッターさんに預けましたよ）、「放置プレー」していたことを反省し（？）、きょうは来日中のお友達と会う予定が入っていたが、渋谷のセルリアンタワーまで赤ちゃんを連れていくことにしました。

一人目は香港から来たIris。

以前代理店時代にアメリカのConair社Far Eastのリージョナルオフィスから、日本で広告を打ちたいんだけど、と突然代表番号宛てに電話がかかってきたのがすべての始まりだった。

「日本でNo.1の広告代理店がお宅だって聞いてね」

という何とも豪快で乱暴なオファーだったが、６千人以上いる会社でなぜか私の所属の営業局に回されてきて、さらに海外からだからというだけで私がその電話に出る羽目に・・・

その後電話とメールだけで提案作業を繰り返した結果、奇跡的にもアカウントを獲得！

その間やり取りを続けたのもそうだが、晴れて来日し契約をクロージングしてもらうことになった際の、リーダー格が彼女だった。

サバサバしてコミュニケーションのセンスと決断力に非常に富み、一緒に仕事していて気持ちのいい相手だったが、そのご縁で、お互いキャリアチェンジした今でも連絡を取り合い、時々こうして東京や香港を行き来して情報交換を重ねている。

次にカナダ人のJohnが合流。

モントリオール在住でクリエータの彼とも７、８年来のお付き合い。

ジャパンフリークでこちらのプロジェクトからもよく誘われるから、毎年来日しては、数週間から長い時は１カ月以上も滞在を満喫。

何を隠そうJohnは、わが社の社名の監修者でもあり、設立当時、ケベック州人らしく、フランス語と英語のバイリンガルである彼に、様々なネーミング案の中から、強く推薦してもらったのが「chemin libre」だった。

（語源や込められた意味についてはこちら→http://www.chemin-libre.com/jp/news/2010/07/post-1.html）

それにしても会食の間、赤ちゃんはおうちにいる時よりもおとなしく、とてもいい子にしていた。英語や中国語が飛び交う状況には全く動じてないというか。

それもそのはず、お腹の中にいる頃からたくさん聞いていたもんね♪

二人とは、今こうして子連れで会っているのがなんだか不思議で、時の流れを感じずにはいられない、うららかな春の日でした。