熱海の老舗旅館若女将と
は~い、到着~♪
約一か月前のある日、突然懐かしい名前でLINEに着信があった。
数年前に勤めていた広告代理店で同僚だった友人からだ。
英語も使いこなす、きりりとしたスーツの似合う彼女が、なんと、ご実家である熱海の旅館に戻って、今は若女将をしているというじゃないか!
若女将ってなんだか素敵な響き!
しかも、さっそくネットで調べたら、自家温泉かけ流しで、花火も見える宿で知られる、創業120年の老舗だというから、ますますイメージが膨らむ一方だ→http://shinkadoya.jp/
友達から面白いお誘いがかかれば、イタリアだろうが、香港だろうが、世界中どこでも飛んでいく主義の我が家。
良かったら遊びに来て、と言われてもちろん、二つ返事でOKしてしまった。
そうして、この残暑厳しい超繁忙期になんとかお部屋をおさえてもらい、暴れん坊の2歳児連れて泊まりに来たのだ。
玄関に一歩踏み入れると、風格を感じさせる立派なたたずまいが目に飛び込んでくる。
渋滞で予定よりもだいぶ遅れたにも関わらず、お待ちしておりました、と優しそうな番頭さんに出迎えられ、お部屋へと案内されるが、敷地内は迷路のようにやたらと広いらしく、気が遠くなるほど歩いた(笑)
自慢じゃないけど、自分じゃまず帰れないと思う。
同じ間取りが一つもないという、一客一亭の純和風旅館。
中でもハイグレードと思しき、今回は特に隠れ家風のこちら「朝霧」というお部屋をご用意頂いたのだ。
なんでもあの、秋篠宮様が以前お泊りになったそうな。
3室に分かれており、すべてのテラスから市街や海を一望できるナイスビュー♪
極めつきは何といっても、この露天風呂!
なんだかどこまでも開放的な気分にさせてくれる(笑)
なぜか二歳児の関心の向く先は、いつも意外なもの:
開けたり閉めたりと夢中。
仲居さんのオリエンを聞きながら一服していると、いよいよ若女将がご挨拶に・・・
あの頃と変わらない、人懐こい笑顔が健在だが、さらにお淑やかなニュアンスも加わり、着物姿が板についているぅ~!
そして食いしん坊一家が旅館に来たら最大の楽しみはもちろん、懐石料理!
今夜の目玉はこれ:採れたてぶりぶりのアワビ!
何より、お部屋から一歩も出ずに上げ膳据え膳のこの贅沢な時間、幸せ~♪
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