Est! Est!! Est!!!
この頃なぜかワインがらみのお仕事が集中している。そこで一念発揮して、家にあるワインの本やカタログを引っ張り出して勉強しなおすことにした。
私事で恐縮ですが、何を隠そうワインが大好きでほぼ毎日飲んでいますが、テーブルワインなど除いてほんとに印象に残ったものだけ、読んだ本や使った香水や見た映画、お芝居などと一緒に、04年からデータ管理しはじめて、今日までで208本分の記録がある。
とはいっても、やらなければいけないことのプライオリティでいうとはるか低いもので、本気で勉強するのは年を取ってほんとに余裕ができてからでいいや、ぐらいに思っていた。
ついでにもう一つ言い訳をすると、周りにあまりにも通が多く、ちょっとやそっとでは全く勝負にならないということもわかっていたのだ。
がしかし、そんなことでは済まないタイミングが来たようだ。
ベスト300のワインブックを一週間で読破しよう(あくまで目標ですが・・・)と意気込んで読んでいくうちに、何年も放置していたフランス語までがよみがえってきた。
お恥ずかしい話だが、飲み干したボトルのラベルに書かれていることを、珍しいものだとブドウの品種名なのかブランド名なのかもわからずに、ただほろ酔い気分に任せてオリジナルワインリスト(?)に記していたのが、急に面白いほど意味がわかってきた。
こうなってくると一石二鳥どころではない、なんだかとても得した気がする!こんな好きなことだらけを仕事にさせてもらっている、クライアント様にひたすら感謝だ。
たとえば、イタリア・ラツィオ州の名品であるEst!Est!!Est!!!なんかも、今までただなんとなくラテン語なのかな、なんか感情表現っぽいな、と勘で眺めていたのも、ネーミングの誕生秘話がわかると感動さえ沸いてきて、今夜もより一層おいしくいただけそうだ。
そういえば、この間上海でデパートや専売店のワインコーナーを見てきたことも書こうと思っていたけど・・・またいずれしらふの時に。
Barbarescoはご存知、ピエモンテ州の名品。これがいつか我が家の食卓にさりげなく上ったこともあったが、改めてそのありがたみをかみ締めている今日この頃です・・・
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