マルチリンガル社長の日々
不尽千言万语

沖縄は、個人的には今回で3回目。

訳も分からずにただリゾートホテルに泊まって、街中を飲み歩いていた20代の頃や、仕事に忙殺されていた会社員時代、一瞬でも分刻みのスケジュールから抜け出したくて、真冬にゴルフ三昧の弾丸ツアーを強行した前回とは明らかに、別の視点が持てそうだ。

最近一緒にお仕事をしている沖縄通のカメラマンさん（訪問歴なんと、100回以上！）によると、本土の人間が平均的に抱いているイメージよりも、はるかに複雑で根深い問題をいろいろはらんでいる土地だという。

独立してからというもの、出張かプライベートな旅行のいずれにせよ、自社が主に取り組んでいるテーマの一つ、インバウンドマーケティングを常に意識して出かけるようになったから、今回も新たな収穫に期待して・・・

もちろん、おむつが完全に外れたわけではなく、まだまだ毎日２、３時間のお昼寝も必要な幼児を連れていると、たとえばレンタカーを借りて縦横無尽に動き回るとか、そういうわけにはいかない。

ビーチサイドをゆっくり散歩したり、タクシーでこまめに乗り継いだり、適宜休憩をはさみながら、結局はまたのんびりした旅にはなってしまっているが・・・

ホテルから車で15分程度のショッピングモールに行ってみた。

その名も「あしびなー」。現地の言葉では、遊び場という意味だそうだ。

ランチは場所柄、これでもか、と観光客でにぎわう郷土料理のお店「楽風（らふ）」。

オリオンビールにラフテー、そして軟骨ソーキそば、ベタだな～（笑）

でも、ここに暮らす人々が、日本一長寿である理由が改めてわかった気がする、優しい味だった。