マルチリンガル社長の日々
不尽千言万语

今回は全くの別件だが、以前ワインの中国案件でお世話になった三宅さんの会社主催というお酒フェアが、ちょうど開催中ということで、クライアントを案内がてらに覗いてみた。

会場は上海の秋葉原とでもいうべき、電機タウン「美羅城」のB1、若者が集う「五番街」。

そのど真ん中のイベントスペース。

春節直前の書き入れ時ともあり、連日にぎわいを見せているらしい。

初めてお会いした頃はまだ某大手飲料メーカーの上海支社にお勤めだったが、実はなんと、広島県の、知る人ぞ知る酒造名家、三宅本店のご親族ということで、お酒に関することならとにかくお詳しい。

1年半前に満を持してご自身の会社「三宅（上海）商務信息諮詢有限公司（ミヤケアジアマーケティング）」を上海で立ち上げ、そのクロスボーダーな日本酒普及活動がさっそく日経新聞に紹介されるなど、まさに大活躍中！

この日も、日本酒愛好家（？）の奥様方を相手にレクチャーしてきたとか。

こうして和服を着るといかにも造り酒屋の若旦那って感じで絵になるね～（笑）

「白酒コーナー」もある。

中国の「白酒」といえば、私の偏見かもしれないけど、とにかくダサくて、まずくて、ウォッカのようなアルコールのキツ~イイメージしかなかったけど、今やこんな、おしゃれなパッケージのブランドまで出ている。キャンペーンガールのお姉ちゃんに聞くと、全部自分たち（内資ということか？）でデザインからマーケティングまでやっているそうな。

ランチは、気を遣って頂いて（笑）「nana's green tea」。

中国で体験する日本食にありがちなパターンだけど、外観がこんなスタイリッシュなカフェでありながら、中身はがっつりとしたラーメンだったりする。

要するに、トータルで日本っぽいところが受けているのだ。

たいへん失礼だが、この「nana's green tea」、少なくとも私は知らなかったし、日本では有名店だとは聞かない。しかしここ上海の繁華街に出店したところむしろ大成功を収めているといえよう。これぞチャイナドリームということなのか。

ちなみに、このイベントは年間4回開催する予定で、次回は春爛漫の4月に！

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