平成の開国

ここ最近毎日のようにメディアをにぎわせているTPP。きょうはその協議の一環として来日している中国農業発展集団(中国最大手の国営農業企業グループ、80カ国・地域と取引しており、総資産2000億円、年商4兆円超)の経営陣による、農林水産省主催の輸出促進会議に出席しました。(→http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819591E0EAE2E3988DE0EAE2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

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ギリギリまで調整が続き、日程の詳細がなかなか明かされなかったこの訪問だが、きょうの説明会には、農業組合、森林組合、漁業共同組合はもちろん、報道関係者まで総勢300人を超える参加者が押しかけてしまい、会場が尋常でない熱気に包まれた。

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それにしても見事におじさまだらけで(笑)女性には興味を持たれにくい領域なのか、それとも・・・

プレゼン中のマイクトラブルだったり、肝心の意志疎通の不十分さだったり、一部で指摘された会場のセキュリティ問題など不慣れな点も見られるなか、急速なグローバル化に向けての長い道のりを予感させるようだが、高品質な日本農産品の海外への輸出や日中のさらなる交流活動によって、新しい発展と明るい未来を夢見るを関係者たちの熱い思いだけは痛いほど伝わりました。

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挨拶する鹿野農水大臣。

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名古屋から帰京したその足で駆け付けた程中国特命全権大使。

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会議のあと、懇親会にも参加。今回のご一行のトップである中国農業発展集団劉身利董事長(私の隣)らと。

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筒井農水副大臣を、数少ない女子代表(!)鶴見さんとで挟んで。

先週参加したインバウンドビジネスセミナーでも、タリーズコーヒーのCEOで代議士の松田さんがスピーチで、浅はかな保護主義に固執することなく、より中長期的な成長戦略と広い視点に立った平成の開国を力強く訴えていたが、今回の巨大プロジェクトも、どうか、利権争いだけに終わらずに、ほんとに日本が元気になって、またそのために努力した人たちが報われて幸せになるような、着実な歩みになればいいと、心から願う。

 

 

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