企業文化はこうして作られる!?
きょうはちょっとまた変わり種の調査案件で、某北米系大手金融サービスの会社に来ています。
つくづく思うのですが、この仕事じゃなければ一生縁がないんだろうなというような場所に出向くことが多い。
また、まるで別世界という人たちとの出会いも・・・
今回のお題は、新しい企業文化を作るにあたり、戦略的な目標と行動指針について、本国HQで打ち出されたものに対するフィードバックを取りつつ、中堅社員の意見を募る社内調査に立ち合い、分析・レポーティングを行うというものだ。
ってぶっちゃけ、固い感じ?
実に様々な調査を扱ってきた私でも、初めてかもしれない。
クライアントである相手が、対象者でもあるという珍しいケース。
ちなみにこれは、始まる前の控室。
立派な背中は私、ではなく、本国Employee Brand Engagementから来ている方で、今回はアジアリージョン11か国を回るだとか。
ご苦労なこった。
テーマが抽象的なだけに、なかなかウォーミングアップに時間がかかったうえ、ディスカッションが堂々巡りという場面も少なくない。
それよりなにより面白いのが、you're videotapedと聞かされている社員たちの反応だ。
ま、10人いればだいたい、半分強が人畜無害で、当たり障りのない話をして適当に周りのトーンに合わせている。
もともと仕切りたがり屋も含めて2-3人は、本社のお偉いさんが見ているから、ここぞとばかりにアピールに勤しむ人もいる。
ほんとに会社のためにはどうしたらベストか、自分の頭で考えて建設的な発言をしているのは、一人や二人じゃないでしょうか。
まさに大組織の縮図そのもの。
しかし、グローバル企業の場合、ある意味万国共通なのね。
基本、本社の考えていることなんてローカル社員にはしったこっじゃない。
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