マルチリンガル社長の日々
不尽千言万语

今夜はポートマンリッツカールトンそばの鼎泰豊でディナーのあと、レジャーサービス研究所の上海代表Elsaさんから誘われて、准海中路にある「Bar Southern Cross－南十字星」でお友達と合流。

本国から赴任という人もいれば語学留学などを経てそのまま上海に居着き外資に就職という７、8年目もいるが、この風貌で（失礼）たまに中国語で経済論争も盛り上がるほど、みんなの優秀さ加減にただただびっくり！

私の横に座ってる、米系の投資会社にお勤めというSeanなんか、hedge fund→「対沖基金」とrisk fund「風険基金」の違いを、Elsaちゃん（イベント用にきょうは白いチャイナドレス！）に英・中織り交ぜて語っていたのがとても面白かった。

Elsaちゃんの隣にいる、ほろ酔い加減のおフランスの彼が、何を隠そう今のボーイフレンドで、某有名仏系自動車企業のマーケティングアナリスト。フランス人と付き合うなんて、お母さんたち心配じゃない？って老婆心ながら一人っ子のElsaに聞くと、「う～ん」とあっさり首を横に振って続けた「一緒に住み始めた時だけ、夜中ぱっと目が覚めて横にあんな白い人が寝てたら怖くないの？って真剣に聞かれたけど」。そ、そこ？お茶目すぎるよお母さん！

そういえば、二、三年前、髪の毛を緑色に染めた孫娘を見てショックで失神したおばあちゃんの話、ローカル新聞の三面記事で読んだのを鮮明に覚えてるが、今でもきっとそういうおばあちゃんはたくさんいるだろう。ただ、その一方で、ここまであけっぴろげに何の嫌味もなく西洋文化あるいはグローバリゼーションの荒波を上手に受け入れている人たちもいる。これが中国という国のパワーなのかもしれない。決して13億人すべては足並みがそろうことはないが、様々なひずみや矛盾を抱えながらも力強く前進していく。どこまでも貪欲に・・・