「何もしない!」って決めてきたのに・・・
二泊目にもなると、なぜかボリューム激増!
そして刺身攻撃!
とても2人前とは思えない、立派すぎる盛り合わせにたじたじ・・・
改めて調べると、創業55年の老舗旅館で、従業員のほとんども年配の方ばかり。アットホームな雰囲気と、心のこもったおもてなしは評判どおりだ。
ただ、その歴史と伝統を十分プラスに活かせているか、いざ外国のお客さんを迎え入れた時に、その良さがうまく伝わるかというと、必ずしもそうではないような。
外国語ができるスタッフはおろか、英語版のパンフレット類すらおいてある気配がない。
おそらく、外国語メディアに向けた発信なんてやっているわけもない。
これじゃあ、新規獲得が難しいのはもちろん、リピート客もだんだんと高齢化して、収益が先細っていくのは目に見えている。
和の文化やおもてなしに憧れて、体験したい!遊びに来たい!とラブコールが世界中から届いている一方で、日本全国でこうした、古き良き資産を活かしきれずに、旧態依然の鎖国経営を続けている老舗旅館がどれだけいるか考えると、残念でなりません。
その溝を埋めるのが、まさに私たちマーケティングやコミュニケーションに携わる人間の使命といえよう。
おっと、「何もしない!」って決めてきたのに、気が付くとまた仕事のことを考えてしまった。
こういうの、貧乏性っていうんでしょうね(笑)
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