麗しのペニンシュラ-「青島」
久しぶりに青島に来ています。
日本でも青島ビールやHaierで知られているが、以前ブログで紹介したとおり(⇒http://www.chemin-libre.com/blog/2010/09/post-16.html)、ミネラルウォーターで有名な「嶗山」があったり、海の幸が豊富だったり、もともと風光明媚で、観光資源に恵まれている上に、ドイツ植民地時代の古い町並みが残っていて、なんとも言えない異国情緒が漂う港町。数年前に出張で何度か訪れたときから非常に美しいイメージを抱いていたけど、いつの間にか都市開発がさらに発展し、ますますいい感じになっていた。
雄大な土地に道路が整備され、完全な車社会。
地方都市のこの景色を見て、さすがに2年連続世界一という中国全土で、2010年新車販売台数が1,806万台(対前年比32.3%)という数字もうなずけた。
この写真ではわかりにくいかもしれないが、ほぼすべての交差点では、横断歩道だけでなく、車道にもデジタル掲示板で通行時間が常時表示されている。せっかちで合理主義者な中国人ならではのシステムだが、方々の残り秒数が一目瞭然で非常に便利だと思った。日本も取り入れればいいのに。
この町の特徴といえるものはもう一つ、多くのレストランでは、メニューがなく、こうしてお料理のサンプルがずらりと並んでおり、客は実際の食材を見ながら指を差してオーダーするのだ。シーフードが豊富な土地柄だけあって、いけすを備えている店も多い。
夕食を考えていると、「音楽厨房」の名前にまんま「Pub Music Kitchen」という怪しい看板を見つけたので入ってみた。
意外としっとりしたムードの店でまずはウェーティングスペースに案内される。
テーブル一つひとつにシャンデリアや、パーティションの機能も果たす垂れ幕が。
最近の東京ではあまり見ない豪華ぶりだが、それにしても贅沢なスペースの使い方だ。しかも、かかっているBGMが、ボサノバ!
一瞬「ここはどこ!?」状態に陥りました。
さて、いっぱい食べてよく寝て(笑)明日は海に行ってみようと!
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