- 2018/10/13
- カテゴリー:日本語
裏側の世界
ずいぶん前から目論んでいた習い事で、保育園時代はバレエに英語とお受験ですでに曜日が満杯だったので、小学校の入学を機にようやく、というかついに取り込むことに成功した:ピアノ!
あれだけ音楽が大好きで、映画でもコマーシャルでもちょっと聞いたらすぐに口ずさんでいつの間にか完コピしている娘に、しっかりと学ぶ環境を与えてあげたい!と一念発起し、ピアノも、エレクトーンではなく、ちゃんと本物を購入!
さすがにグランドを置くスペースはないので、アップライトにはしましたが(汗)
ちなみに、入場が許される3歳頃からよくコンサートに行ったり、ピアノのアウトレットで下見をしたり、プロの方にも話を聞いてきましたが、今師事しているやや過激な(笑)先生に言わせると、
「電子ピアノは家電だから!」
の一言で突き放されました。
おかげで、モノにならないかも、すぐに飽きたらどうしよう、といった凡人レベルの迷いがすべて吹っ飛んだのです。
耳が確かな幼少期に本物のいい音を聞かせてあげよう、と。
そして今日は調律師がやってきて、最初の調律。
ライブとかでよくチューニングというと、演奏者同士で2-3分間音を合わせて終わるようなシーンを見るじゃないですか。
そんな軽いイメージでいたら、とんでもない。
中を開けて、88本の鍵盤に230本の弦を一本一本確かめて、微妙なずれを直していく作業なんですね。
そして、知りたがりの我が家に対し、これまたよくしゃべる調律師さんで、実に1時間半も優雅に手を休めずに動かしながら、語る、語る。
「バブルの頃は年間○○万台出荷していたのが、今やだいぶ減ってね・・・」
「工場はインドネシアに構えたりしてコスト削減をしていて・・・」
「だから同じヤマハさんでもお値段にばらつきがあるのはそのせいで・・・」
なるほどぉ。どこの世界にも裏があって、裏を知ることがこんなに面白いんですね。
「その代わり、中国からお金持ちとかプロが買い付けに殺到していて・・・」
あっそういえば!
中国の友人に、現地でピアノ教室を開きたいからと相談されていました。
運営ノウハウをお持ち、もしくは今のスクールを手放したい、海外で経営をやってみたい、なんていう方がいたら、ぜひご一報ください!
新天地でのビジネス、手厚くサポート致します。
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