- 2019/04/25
- カテゴリー:日本語
中国の教育事情
今日から大阪の部で、朝から新幹線。
昨年まで在籍していた例のA社の仕事では、年間十数回関西方面に出張していたおかげですっかりおなじみになった「のぞみ」も、グリーン車だとなお快適で、貴重な一人時間となった。
大阪でも東へ西へと大移動が多いけど、クライアントの女性たちとは車中でのおしゃべりが楽しくいい情報収集になった。
今回のテーマ(冷蔵庫!)が所帯じみている(笑)上に、皆さんお年頃ゆえ、インタビューから得たファイディングスのあれやこれやと、議論しながら、話題は自然と結婚や子育てに・・・
中でも一人、朝鮮系の中国人女性がいて、さらにお話が各国の教育事情に広がって面白かった。
韓国の学歴社会は日本のメディアでも頻繁に取り上げられているが、それに輪をかけて中国はいろんな意味で今、激しいらしい。
キンダーガーテンから私立が増えている昨今、まず学費がとてつもなく高く、一般庶民の手の届かないものになっている。
一人っ子政策に由来する「シックスポケット」なんて、日本の大手企業にとってもおなじみのマーケティング用語となっているとおり、子どもへの投資は惜しまず、教育熱が年々ヒートアップしている。
英語やピアノやプールなどの習い事も日本並みに当たり前、かつその送り迎えは、高級車を乗り回すおじいちゃまやおばあちゃまに加え、フィリピン人なんか英語を使う外国籍のシッターさんも、それなりのステータスの象徴だとか。
とここまで聞いていると、~ん、なんだか資本主義の日本と全く一緒だな~って感じだけど、徹底的に違う点がありました。
控え目を美徳とする日本とは違って、中国の場合はこれが、気持ちがいいぐらいに、子ども同士でも自慢し合うとか。
で、先生は先生で、リッチな親たちからの貢物に対し、これがまた気持ちいいぐらいに受け入れて、「この前のヴィトンのバッグ、ありがと~!」と、グループチャットであけすけにほめたたえるとか。
中国で子育て、もっと大変そう・・
ただ、いずれにしても、教育の分野でもビジネスチャンスはいくらでもありそうですよ。
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