ミシュランの星の理由
きょうは六本木のジョエル・ロブションでランチ。
今までパティスリーしか利用していなかったが、レストランのほうはとっても楽しみ。
赤と黒を基調としたスタイリッシュな空間にプラス、ウェイティングバーカウンターに腰をかけたわずかの間でも、目の前の巨大なりんごのオブジェに心が躍った。
ご一緒させて頂いた齋藤佳名美先生(世界の齋藤都世子ブランドの三代目オーナー)が長年の常連さんともあり、これでもか、とシェフやギャルソンたちが入れ代わり立ち代わり挨拶に見え、単なる食事の提供をはるかに超えたコミュニケーションの場であるゆえの、ファンをとても大切にする文化が垣間見えた。
お~っと、オードブルでいきなりイベリコ生ハムが!イベリコ好きにはたまらずテンションが一気にMAX。早いものでスペインを訪れていたのがもう今から一年も前のことだ、な~んて本場の味を懐かしく思い出しながら食す(→http://www.chemin-libre.com/blog/2010/09/post-18.html)
しかし、どこで妊婦であることを嗅ぎつけたのか(ズバリ見た目か!?)、そのこと自体には触れずに、腰が痛くならないようにと一人分だけクッションを持ってきたり、お水もノンガスにしましょうか、とわざわざ聞いてくれたり、ただの食いしん坊なのに、身に余る気の遣われようでした。
さすがミシュランの星持ちは違う、と今までもいわゆる名店を味わうたびに感じてきたけど、上質なお料理やインテリアと並んで、もしくはそれ以上に、このさりげなく程よいおもてなしが実に心地いい。
たっぷりのうにと温泉卵が乗ったパスタです。つわりが終わってほんとによかったぁ~!とつくづく思う、逸品。
ややもするとtoo muchになりがちなフレンチでは、メインディッシュはお魚をチョイスすることが多いが、きょうは極上ハラミのローストを勧められ思わずチャレンジ。これがまた大正解!(写真が汚くてすみません、いつも食べ始めて途中で撮影を思い出すもので・・・)
きょうのデザートは、バジル&ライムのシャーベット。おみやとしても人気らしいが、やっぱりあのハラミのローストの後が一番イキる、絶妙のさっぱり感。
今度は中国人のお友達をたくさん連れてくるように言われました。確かにこの世界観も、ぜひ知ってほしいと思う。
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