京劇で『オイディプス王』
きょうは、初台の新国立劇場で、浙江京劇団による京劇（チャイニーズオペラ）を観劇！
しｎ
制作統括を担当されていて、以前もブログに登場して頂いたことのある、東京国際文化交流協会代表理事、張さんからのご招待だ。
仕事のことでもたびたび欲求不満をぶちまけてきたが（笑）、とにかくここ二年間あまり、妊娠出産に没頭し、そして子育て奮闘中の今も、娯楽という娯楽を自粛してきた。昔あれほど当たり前に行っていたコンサートや美術展やお芝居は、子供が生まれるとすべてお預けになってしまった。
映画館にすら、一度も訪れていません。
だからこそなのか、こういう機会のありがたみが初めて（？）身に染みてわかったかもしれない。
保育園お迎えの段取りはじめ、ほんとに、ほんとに、「万障」繰り合わせの上、夕方ようやく無事出かけられたときは、ウキウキしてスキップしちゃうほどでした（笑）
実は、伝統芸能はさほど得意ではないので、京劇だけならいざ知らず、今回は特に興味を惹かれたのは、演目がなんと、『オイディプス王』ということ。
![toga_prog03_03_thum[1].jpg](http://www.chemin-libre.com/blog/images/toga_prog03_03_thum%5B1%5D.jpg)
もちろん、京劇史上初というギリシャ悲劇への試みで、中国国内外で注目を浴びている作品。
まさに東西の舞台芸術の斬新な融合だ。
紀元前の西洋をどうやって、中国の伝統芸能を代表する京劇で表現するのか、全く想像もつかなかったが、実際何の違和感もなくスーッと引き込まれた、巧みで大変見ごたえのある演出だった。
おかげさまで久しぶりにいい、リフレッシュの時間に浸れて感謝、感謝！
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