- 2018/12/31
- カテゴリー:日本語
記憶のままのイタリア
思えば前回イタリアに行ったのはなんと、2005年の秋だった。
Oh,
what a long time ago!
それまではフィレンツェ、シエナ、カプリ島、ポンペイ、ナポリ、アルベロベッロ、マテーラと、ローマより南ばかり回っていたので、北はとっておきの楽しみだった。
ちなみに当時カプリでの一枚。自分で笑っちゃうぐらい若い!
今回は子連れで趣向も変え、拠点をミラノにおいて、欲張らずに、とにかくゆっくり味わうことにしている。
でも普通13年も経てば、町も人も大きく変わるものだ。
例えばアジアのいわゆる新興国なんかだと、数か月ぶりに行けばなじみの店がなくなっていたり、風情のあった街角に見知らぬビルが建っていたりするじゃないですか。
あの驚きもショックもなく、悠然と構える歴史と文化の街が相も変わらず、ここにあるのだ。
どっしりとした石畳の建造物、気さくで温かい、底抜けに陽気な人々、抜群に美味しい料理と極上のワイン、すべて、ほぼ自分の記憶のままのイタリアが、ここにあった。
たまにはこんなところで大晦日を過ごし、新年迎えるなんてのも、いいじゃないか。
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