〆はやっぱり、北京飯店で!
帰国便が早朝のため、前日に動車(中国版新幹線?)で再び北京に戻り、ホテルにチェックインしたあと、遅いランチに出かけた。
またもや砂埃に加えて、槐樹(日本にはない品種かな?)や柳の樹から出てくる綿が激しく舞い散り、おしゃれどころではないので、持ってきたなかで一番汚い服にドすっぴんで出動(笑)
北京三大名物の一つ「涮羊肉(ラム肉のしゃぶしゃぶ)」といえば有名な「東来順」で、王府井の入り口に位置する店舗があった。
つい懐かしくなって入ってみたものの、子供の頃の記憶ほどおいしくなかった(泣)味が落ちたのか、自分の味覚が変わったのか・・・ま、そんなこともあるか。
ここ一週間ハードスケジュールの中、さすがにゴルフ2ラウンドに往復800kmの大移動が堪えたのか、疲れがちょっと出てしまい、そそくさ退散。
ところで、これまで80回近く出張で訪れている北京や上海で、メジャーどころは避けて、どちらかというと宿泊は、アクセスがよくお手軽なクラスで済ませがちの私だが、今回は縁があって北京飯店に。
約1世紀前に建てられた、まさしく伝統と格式の超名門ホテル。すぐそばが北京の銀座といわれるショッピングストリートの王府井。
部屋はゆったりしていて天井も高く、ゴルフクラブで素振りの練習まで余裕。今夜はよく眠れそう!
北西側の角部屋なので、故宮が一望できる絶好のポジション。この国の大きさと歴史の息吹を感じるには、やはりぴったりの場所だったかも!いい締めくくりになりそうな。
天安門までもわずか200メートルでいけるので、一眠りしたあとまた夜に散歩へ出て、目の前の片道8車線という尋常でないスケール感を堪能しながら久々のチェアマン・マオ詣で。
余談だが、このように天安門広場などいわゆる観光スポットでは随所公安の車や警察が付いていて、ややぴりぴりモード。
そういえば筆者も、今回上陸するやいなや街歩き中にほぼ新品のデジカメを掏られてひどい目に遭った。以前も書いたように、世界中いろんなところでいろんなものを無くしてきたけど(⇒http://www.chemin-libre.com/blog/2010/10/i-.html)、盗難はさすがに初めて・・・情けなくて3時間ぐらいへこんだ。
でもこれも中国。
そう思うと、「清濁併せ呑む」という言葉の意味が少しわかるような気がしてきた。
そう簡単な相手ではないのだ。
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