トーキョースタイル(続編)
(記事の前半は「ワンポイントチャイナ」をご参照ください→http://www.chemin-libre.com/jp/onepoint/2010/11/post-4.html
寿司にてんぷらと、目移りするほどジャンルがそろっている中から、いかにも丸の内あたりのサラリーマンのランチっぽい定食屋さん「薫匠」を選んだ。
案内された席へ着いてメニューをよく見ると、店名がなぜか違っていた!(「魚匠」になってる!画面右下)
一瞬混乱して再び店員にたずねると、まるで初めて指摘されたといわんばかりに、
「あっほんとだ。なんかの手違いですかね・・・間違ってるのは・・・そうだな、こっち」
と後ろのライトボックスを適当に指差していた。
え~っ!?そんなノリでいいの?
と、そのおおらかさ(いやおおらか過ぎるだろう!)に思わず仰天してしまいました。
最高責任者が日本人なら、いくら10月はまだプレオープンとはいえ、そのままお客の前にこの致命的なミスをさらすことは許さないでしょう。
ここまで徹底して作りこんだだけになんだか惜しい!と叫びたくなる気持ちもあるが、ここはおそらく時間優先でOKを出せてしまう中国人同士なりの許容範囲にあったのだろう。まいっか!、みたいな。
幸い、とんかつから、あぶり焼の海鮮丼まで、三人とも頼んだものがすべて本格的で普通においしかった。
次くるときは、監修を務めた日本人板前さんが帰った後や何かで味が変わったりしていないことや、
コルトンとメニューの店名、どっちかが直っていることを、とにかく願うばかりだが・・・
この過熱気味の日本ブーム、チャンスと見るか、脅威と見るか、中国進出を夢見るそこの、あなた次第だ。
トラックバック/过期搜索(0)
トラックバック/过期搜索 URL: http://www.chemin-libre.com/mt/mt-tb.cgi/255