またまた寝室調査!
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、5月に家庭訪問で調査を行った、某アメリカの寝具メーカーさんから、またまた調査の依頼が来た。
今回は、1to1ではなく、7人一組の、FGI(フォーカスグループインタビュー)と呼ばれる座談会方式で、前回同様、私がモデレータ、いわば司会を務めさせてもらいました。
東京近郊を走り回っていた前回と違って、今日の会場は、ありがたいことに地元に近く、中目黒にあるグルイン専用のファシリティ。
こちらがインタビュールーム:
そのすぐ隣が、ビューイングルームで、ここにクライアントやスタッフが詰めている。
インタビューの間中、マジックミラー越しに、一部始終見ているのだ。
でも、あれですよね、わずか数年前までは、こうした調査の際は、一般の対象者にわからないように、ひたすらミラールームで声を潜めていたものですが、今は、時代が変わりました。
録画録音されている旨はもちろん、この壁の向こう側で見ているオブザーバーがいますよ~、ということをあらかじめ知らせるのがルールになっているみたい。
いや、もしかして欧米独自のルールかもしれなくて、最近は外資のクライアントしかやってないから精確な情報は持ち合わせていないけど・・・とにかく個人情報保護法の波がすごいんです。
そういえば、娘の保育園がらみでも、結構気を遣う。
たかだか1歳、2歳の子たちにも、立派に肖像権というものがあり、むやみやたらに写真も撮れない、載せられない。
自分の子はいいけれど、人の子供がちょっとでも映っていようものなら、ブログや何か公の場に出すとなると、基本一人ひとり承諾を得なければなりません。
それで、夏祭りやらお月見コンサートやら、運動会やら、クリスマスパーティやら、楽しい行事がいくらあっても、大勢が集まっている場面では、なかなかシャッターを押すのも憚れます。
保育室内なんかはそもそも撮影禁止だったりするし。
人間の作るルールには、なんかこう、常に一長一短というか、守られる一方で、がんじがらめにもなっていく。
それだけに、みんながハッピーというようなシステムはない、ということなんだろうね。
それにしても寒い。
2グループ、また4時間、本番を終え、夜の街に出て家路を急いでいると、真冬並みの冷たい風が、容赦なく顔にあたる。
人前でしゃべる仕事が続いた今月、何としても風邪をひくまいと、気を張ってきた分、一気にくしゃみが出始めた!
でも、頑張ってきたから、楽しいことがこの先、きっといっぱい待っている♪
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