マルチリンガル社長の日々
不尽千言万语

あっという間に4月。うららかな春。そして遅ればせながら桜も開花。今年見る桜はいつにもまして儚げでまた美しくもあるが・・・

さて、毎年この季節になる我が家は寝不足の日々が始まる。マスターズを皮切りに、夏に向けて全米、全英オープン、全米プロとゴルフのメジャー大会が目白押しで、トーナメント中だいたい、毎朝4時頃からTVの生中継に釘付けになっているからだ。

まず今週はマスターズ。「3度目の正直」で悲願の予選通過を達成した石川遼クンに続き、唯一アマチュアで招待された日本人（それも東北の大学に所属する現役大学生！）の松山英樹クンも、様々なハードルを乗り越えて初出場にして大健闘！

そして、今年も日本人にはあまりなじみのないの若手選手が続出し、波乱万丈な混戦ぶりを見せている。

オーストラリア出身のJason Day（フィリピン人との混血）。アメリカ現地のメディア報道を見ていると、タイガーウッズ同様に、アジア人の血が入っているという彼に、たいへんな注目が向けられている。

そういえば、こうしたメジャートーナメントで活躍するアジア人がまだまだ少ないように思えます。日本もゴルフ人口がバブル時の1,300万人（約10人に一人が愛好者！）をピークにここ20年ほど右肩下がりで、現在850万を切っているというが、このたびの災害でゴルフ場や関連業種の経営がますます苦しく、大勢の選手ほかゴルフに従事する人たちが活躍の場を失っていると思うと、切なくなりました。

一方、新興国の代表格である中国では、ゴルフブームが台頭しつつある。国の厳しい規制を潜り抜けながら現在各地でゴルフ場の建設ラッシュを迎えており、クラブなどゴルフ用品のメーカーも都市部で店舗がひしめき合っている。それでも全国でまだ練習場はわずか400ヶ所程度で、啓蒙・教育に必要な人材がたいへん不足しているというのだ。

この、ある意味不条理な中、私たちにできることは！？と、去年めでたくハンディ１に上がった相方を、きょうも何気に口説いている。