ソフトウエア開発企業の営業会議
設立準備段階からコンサルティングをさせて頂いているソフトウエア開発企業様の新しい日本法人が先日無事立ち上がり、きょうはその記念すべき第一回目の営業会議に出席してきました。
経営者も兼ねるオーナーを除いてほぼ全員が若き技術者で、各自で考えたビジネスアイディアに基づいて進めている開発作業について、一人ひとり発表してくれるというものだった。熱のこもったプレゼンを聞いていると、自分が起業を目指した時のことをいろいろ思い出し、こみ上げてくるものがあった。
夢と希望にあふれる、自由な会社、これからが楽しみです。
開発項目のうちの一つが、既存のSNSへのアンチテーゼともいうべき内容だった。
たとえばここに映っている、プロローグの通り：「facebookをやっていると・・・」
SNS懐疑派の私にしてみれば正直、えっ、今頃？という思いもある。
一番最初にfacebookという言葉を耳にしたのは、09年末でドイツ人が社長を務める広告代理店でのことだった。
このドイツ人社長がまたなかなか面白おかしく、漫画のようなキャラクターなのですが、後日機会があればご紹介します。
同じチームにいるイギリス人のAE(とはいっても30代半ばで決して若手とは言えない)が、興奮気味に教えてくれたのだ：
「Do you know facebook? It's just amazing!」
この彼、何を隠そう、外資によくいる、（イギリス人だから当たり前だが）英語はしゃべれる（笑）が、英語をしゃべらせる以外はほとんど何の使い道もなかった、という残念なタイプ。
その彼に絶賛されたfacebookは、私の中でしたがって残念なデビューを果たしてしまったわけで、その日以来、推奨する人みんな、頭悪そうにすら見えていた。
だから、お付き合いでアカウントを作ってみたものの、あまりの興味なさに何年も放置。
手を出す前から飽きていた、というか。
『ソーシャル・ネットワーク』も見たけど、その成り立ちから合コンツールの域を出ない理由がよくわかった。
『ウェブはバカと暇人のもの』
有名な著書のタイトルにもなったぐらいだが、今のネット社会を見事に言い当てていると思う。
「充実している人のニュースを見ると・・・」
そうそう。そういうことです。
ほんとに必要とされる、意味のあるものを開発してくださいね。お願いしますよ。
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