- 2012/04/09
- カテゴリー:日本語
野菜じゃないんだから・・・
区の福祉事業の一環で、生後間もない赤ちゃんがいる家庭を訪問するものがある。
本日その職員の方が我が家にやってきた。
産後のママの体調を確認したり、育児に関する疑問や悩みを聞いたり、予防接種などの知識を教えたり、と内容が盛りだくさん。
最後に、体重を測りましょう!と言っておもむろにばね秤を取り出し、赤ちゃんを裸にして吊るし始めた時にはさすがにびっくりしたけど・・・絵があまりにも面白くて思わず衝撃の瞬間を激写!
測定の結果、退院時に比べてわずか21日で830gも増えていた!
この時期は一日25-30gの増加が目安とされているが、わが娘は実に平均39.5gもということに・・・
すこぶる順調ですね!とほめられたが、健康優良児というよりもはや肥満傾向に・・・!?
ところで、悩みってほどのものではないけど、やっぱり永遠のテーマ「泣き」について気を揉むことがある。
おっぱいをむさぼり飲んだ後に泣くのはなぜか、とか。
まだ足りなかったのか、それとも、飲み過ぎて苦しいのか。
おっぱいも飲んで、おむつも取り換えたばかりだというのに、泣くのはなぜか、とか。
(自分の口から「おっぱい」がこんなに連発されるってことにも、びっくり!!だけど。それはいいとして」)
暑いのか寒いのか、そのどちらでもなさそうな時に泣くのはなぜか、とか。
コミュニケーションを生業に、それも異なる言語やクロスカルチャーを得意としている者として、これほど難しい相手はいない。
しかも、いくら何語で必死に問いかけたところで答えは得られないなんて・・・
そんな取りとめのない話をしていたら、育児のベテランでもある職員さんがあっさり:
「ただママに甘えたいだけなのかもよ」
と。
赤ちゃんとは、一対一の信頼関係。
たとえば、洗濯ものを干すから、待っててねと言って、その場を離れてる間に赤ちゃんが寝入ったように見えたとする。
しめしめと思いそのまま別の作業に移るのではなく、必ず一度戻って約束通り抱いてあげることが大事だと。
そういえば確かに、長年、時間に追われる仕事で身につけてきた合理性や効率論を捨て切れず、徐々に慣れてきたこの頃、どうしても抱っこしながらPCに向かい、空いている片手でメールのチェックを始めたり、夢中で調べ物をしたりしてしまう。そのうちふと目を移すと、腕の中のわが子の表情にドキッとさせられることがある。
仕事の電話をしている時に限って泣きだすことも多い。
寝かしつけようとして焦っておっぱいをあげる時も、飲みが悪かったり。
まるですべてこちらを見透かしてるような・・・
なるほど、一対一の信頼関係。人間同士の基本だった。
なめんなよ!みたいな・・・
トラックバック/过期搜索(0)
トラックバック/过期搜索 URL: http://www.chemin-libre.com/mt/mt-tb.cgi/313