赤坂サカスにて
ありがたいことに、また古巣の一つからお声がかかったので、近頃何度か赤坂サカスに出向くことが。
こうした外での打ち合わせなりプレゼンは、物理的に一人で動いてた頃にはなんでもない日常的なことだったけど、実は今、結構大ごと。
そのたんびに、家族の説得、ベビーシッターの手配、ひいては、仕事とは直接関係のないステークホルダー(笑)全員とのスケジュール調整、赤ちゃんの身の回りの引継事項のメモ作り・・・
きょうも、同じビルのレストランフロアで、赤ちゃんをベビーシッターさんに預けてミーティングの間待たせている。
幼い子供を抱えての仕事については、実にいろんな考え方の人がいることがわかった。
かわいいわが子を人に預けて仕事だなんてとんでもない!という人もいれば、
乳飲み子がいることをわかっていながら、気遣う言葉の一つもかけられない、思いやりのかけらもない人もいる。
(→こういう人はただ単に経験がなく無知なだけなのか、形上家族がいてもそもそも絆とか人間の機微というものとは無縁の人生を送っているのか。残念ながら、後者のほうがずっとかわいそうな生き方だと思うが)
もちろん、自分が選んだ道だから、言い訳にはゼッタイしないと決めているけれど、「あと削れるのは自分の睡眠時間だけなんだけど・・・!」と泣きたくなることもあるぐらい、日々葛藤しているのも事実。
偶然同じ大学出身、同じく経営者で先輩ママでもある竹内さんから、出産祝いに頂いたメールがある:
「子供がいて大変だけれど、より仕事への意欲というのがわくのは専業主婦の友人からみると不思議らしいのですが、本当にがんばろうと思うんですよね。子供に自分らしい自分を見せたくなるというかなんというか・・・
子供に若干の我慢もしいているような不安もあるのですが、大きくなるとともに子供が理解してくれるんですよね、活き活きしているママを尊敬もしてくれますし本当に子供ってすごいです!」
広告代理店A社時代の元上司、岩倉さんからも:
「これからは、母親であり妻であり女性でありと一人三役と大変だろうけど、君のパワーで頑張り抜いてくれ」
「女性」であるかどうかは微妙(?)だけど、自立した一人のビジネスパーソンでありたいと常に思っている。
一人三役だからといって、決して苦労が三倍というわけではなく、むしろ喜びと達成感は三倍どころじゃないかも!
そう、正直これだけは言える:ただ仕事だけに追われていた時代よりも、はるかに今は、満たされて心の底から楽しいと感じている。
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