新年早々、大当たり!?

娘が生まれてから、三年連続お正月に行っていることがある。

目黒雅叙園のビンゴ大会に参加することだ。

元々ちょっとした賭け事は嫌いじゃないが(笑)、しょせん老舗料亭発祥の由緒正しいホテル施設、当たっても商品はせいぜい、提携企業のどこそこのお菓子の詰め合わせとか、本マグロ1㎏とか、たわいないものばかり。

しいて言えば人気なのは、園内のレストランでのランチやディナーの招待券で、当たりが引かれるたびに場内から、いつも歓声が上がるのだ。

で、肝心の我が家の戦歴はというと・・・惨憺たるものでした。

一昨年は、すべてはずれ。

去年は、相方が購入したビンゴで、ぎりぎり最後の一本に滑り止め、魚沼産のコシヒカリ5㎏だけ当たりました。

投資額から考えたら、もはやくじ引きが楽しみというより、ただ単に家から近く、前述の通り、お正月休み中の子供の遊び場の一つとして、毎年恒例となってしまっていた。

ビンゴ大会.jpeg

ところが、今年は運勢が違った!

なぜか出かける前から、トップ賞ともいうべき目黒雅叙園ペア宿泊券しか頭に浮かんでこない。

「なんか、当たる気しかしない」。

思わずそう口走っていたら、家族から冷ややかな視線を浴びてしまった。

確かに、なわけないよねー、普通。

パッと見、来場者数百人、同じタイミングでビンゴが当たる人だけでも大勢いて、登壇の順番もまた抽選で、さらに登壇してからどの賞が書かれているかわからない60本あるくじ棒の中から一本引くという、幾つもの関門を潜り抜けて予言通りのものを当てるって、あなた。

ビンゴ大会②.jpeg

なわけないですから。

確率でいったら、万に一なんてもんじゃないでしょう。

が、人生って不思議なことが、時々起こるものです。

招待券.jpeg

そう、当ててしまったんです。

「目黒雅叙園スイートルームペア宿泊券」。

今までは、大体いいことがあっても、

「努力が報われたんだ」

「勝ち取るべくして勝ち取ったんだ」

と、あくまで合理主義者を貫いてきた私。

MCの方から商品名を読み上げられた、この瞬間ばかりは、少し身震いした。

えーっと、今までラスベガスやモナコやマカオやシンガポール、世界中のカジノに貯金をしてきた額って、いくらぐらいかな・・・とざわめき立つ心をおさえ、慌てて帳尻を合わせようとしてしまうほどだった。

 

でも、みなさん、ご安心ください。

あの後三人そろってインフルエンザにかかってしまっていた、という後日談があることも、ご報告させて頂きます。

世の中って、バランスが取れるようになってるんですね・・・

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