ミシュランガイド、中国版?
本日のランチは、遅ればせながらオフィスすぐそばのMasa's Kitchenで取ることになった。
知る人ぞ知る、ミシュランで星を見事獲得の名店とは、ずいぶん前から聞いていたにも関わらず、なぜか毎日素通りしていた。
東京ではめったに中華のランチ行かないからかな。
だが、いざここのお料理を食してみると、すっかりそのレベルの高さに感激してしまい、まさに中国語でいう「相見恨晩」の感があった。
明るくきれいな店内、インテリアなんかは恵比寿の土地柄にふさわしく洗練されていて、スタッフもほとんど日本人と見えて、中華包丁や丸太でできたまな板を見るまでは、ただ小じゃれたビストロにいるような錯覚に陥るのだが、味はすばらしく本格的!
一見とてもシンプルな料理ですが、素材を殺さずに中華独特な調味料がいい仕事をしている!
ここしばらくの間いろんなことを深く考えすぎて、正直あまり純粋に食を楽しむ気分になれなかったが、きょうので久しぶりにテンションが上がった。ついでにいろんな懐かしくおいしいものを想像していたら、来週の北京出張まで俄然楽しみになってきた。
人間は基本三大欲というけど、その中でもやっぱり食はダントツかもしれない。たまには原点に立ち返って自分の欲を思い出し素直に従う、というのも大切ってことか。
ところでミシュランガイドって、昨年ようやく香港・マカオ版ができたようだが、中国本土ではいつだろうか。あれほど(もちろんいい意味で)食に貪欲なお国柄なのに、ミシュランガイドと言われても99%の人は知らない、とおそらく現状は断言できる。こういった類のものはまだまだこれからだろうね。やること、やれることたくさんあるのだ。
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