One Point China ワンポイント中国

第5回

トーキョースタイル

上海の銀座といわれている、上海一の目抜き通り「淮海中路」沿いで、地下鉄「黄陂南路」駅のすぐそばに位置する「香港広場」の地下に、フロアごと日本食の屋台エリア「東京食尚」がこのほど誕生したというので、さっそくチェックに行ってまいりました。


屋台とはいっても、北風に吹かれながら背中を丸めた会社帰りのお父さんがしみじみと日本酒を啜る、アレではなくて、ご覧のとおり最先端のインテリアを取り入れたかなりおしゃれな空間です。

 

それもそのはず、ネーミングから現れているように、
食尚(shi shang)とは、「時尚(全く同じ発音でファッショナブル、スタイリッシュを意味する中国語)」とかけていて、文字通りスタイリッシュな東京の食を表現しているのです。

 

その一角は、オフィスビルに高級レストランやハイブランドのショップが立ち並んでおり、かの有名な新天地や伊勢丹へも程近く、どちらかというと、流行に敏感な若者たちがデートスポットとして活用するような、ハイカラな(笑)場所なのだ。

 

この手の、モダンジャパンをコンセプトにしながらエンターテインメントの要素も上手に入れたレストランの複合体が、近年、実に雨後のたけのこのように、中国の沿海都市のあちらこちらで増え続けいます。


中でもここは細部にこだわった念の入りようで、つい興味が湧き、支配人らしき男性に声をかけてみた。「ちなみにオーナーは日本人ですか」と質問したのに対して「いいえ、香港人です」と言われると、半ば感心したが、その後、なるほどやっぱり、と図らずとも納得するものを見つけてしまったのだ。

 

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