郷愁漂う、九份
台湾を訪れる人なら、一度は行きたいと思う、郷愁漂うレトロな町、九份。 2001年に大ヒットを記録した『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われているが、そのはるか前に、昨日ご紹介したホウ・シャオシェン監督の、代表作の一つ、『悲情城市』の舞台としても知られる。もちろん、例の台湾政府観光局CMのロケ地ではあったし、その後も、出張で幾度となくお偉いさんのアテンドで訪ねている。今回は久しぶりに、それも娘を連れて、となると意外にも新鮮な気持ちになった。 行きのバスは、なぜか運転士さんがハイテンションで、